スミスウィック
OFT トップページ


スミスウイック社の名前を釣人の間で不動のものにしたのは、実はログではない。1947年ぐらいから自宅裏のルアー工房で、販売のためのルアーを作り続けてきたジャック・スミスウイック氏の名前を不動のものとしたのは、デビルズホースというダブルスイッシャータイプのルアーであった。

最初のデビルズホースはシンキングタイプであったが、他社メーカー同様に、時代の流れの中で、効率の問題からシンキングタイプのスイッシャーは姿を消していき、逆にその特性からトップウォーターとしてのスイッシャーが定着していくようになった。

スイッシャーにこだわるアングラーがスイッシャーに求める物は、プロペラの作り出す音質であったり、巻き上げる水の量であったり、ジャークをかけたときの抵抗であったり、と本当にその要素は多い。そのせいかスミスウイック社の1970年代のカタログを見るとログが3種類しか紹介されていないのに対し、スイッシャーはなんと14種類も紹介されている。

その中から今回はランカーハンター達にも絶対的な人気を誇っていたAF300という、スミスウイック社の中で一番大きかったダブルスイッシャーを復活させました。ボディーサイズが大きいから活性の高い場所用とは思わないで欲しい。

日本に多いフィッシングプレッシャーも水の透明度も高いリザーバーなどで、“ジュッボ"とワンアクションを誘った後で、今度はプロペラが回らないくらいの細かいアクションを与えると、ランカーバスの反応が急激によくなることがある。デカバスにはでかいサイズのルアーがよい、というセオリー通りなのかもしれない。

スミスウイック・ルアーのファンには、もしくはスイッシャー好きなアングラー達には是非一度は使って欲しいルアーだ。きっとそこからアメリカンルアー・スピリットを感じ取れると思う。




ただ単にサイズを拡大縮小したのではなく、サイズによってボディー形状、ペラの大きさや形が違うところからもジャック・スミスウイック氏のアクションに対するこだわりが感じられる。

実際にそれぞれ特有のアクションとスイッシュ音を持ち合わせているので使い比べ、状況によって使い分けて欲しい。