スミスウィック
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ジルイジアナ州のシュリーブポートという町から、数々の名品を生み出したルアーメーカー、スミスウイック社は生まれた。

スミスウイックといえば、一番に思い浮かべるルアーはラトリンログだろう。このルアーのデビューは1950年代、実に50年以上もの間、形も変わることなく販売されているその完成度の高さには驚きだ。

このルアーは発売当初、実はラトルは入っていなかった。70年代後半に初のラトル入りルアー、コットン・コーデル社のスーパースポットが登場する。このルアーの登場を機に多くのルアーメーカーがラトル入りのルアーを作るが、ミノーに初めてラトルを入れたのはこのログだ。

そして登場したラトリンログはプロをはじめ多くのアングラーにとってなくてはならないルアーとなった。そして時代が経ち、いつのまにかオリジナルログはカタログから消えてしまった。

ラトリンログは今でも多くのプロに愛用されているが、実はアメリカのプロの間ではオリジナルログを探し、シークレットとしてラトル入りとラトルなしのログを使い分けているアングラーもいるほどだ。

ログを使ったことのあるアングラーならこのオリジナルログがどういうアクションを見せてくれるのか期待に胸を膨らませるはずだ。ロッドでアクションを加えてやるとスパッ!と見事なダートを見せる。2段、3段、4段引き、その動き、キレの良さは感動ものだ。

オリジナルログの話をしている時、ジャック・スミスウイック氏は力強く言った「泳ぎのキレはオリジナルログが一番だよ。」と。

そのオリジナルログがまもなく復活する。
「ルアーの命はアクションにあり。」スミスウイック社の社訓とも言えるこの言葉と、ジャック・スミスウイック氏のルアーに対するこだわりを感じられるルアーだ。

そして忘れてはいけないのはそのアクションを引き出すのはアングラー自身だということだ。そしてそこにアメリカンルアーの楽しさがありそれを教えてくれるルアーだ。

ログの秘密
ボディー リップ
ログ独特のデコボコな表面仕上げは水を剥離させることにより予想のつかない不規則なアクションを生む。実に50年以上も前に発明されていたことになるから驚きだ。 ログのリップは後着けで柔らかくペラペラなのが特徴。ログならではの不規則なスライディングアクションの秘密はここにある。




バス釣りが大好きであったジャック・スミスウイック氏のこだわりはアクションだけでなくカラーにもあった。当時のカタログを見ると、そのこだわりから生まれたカラーは実に100色以上もラインナップされていた。

驚くことに現在市販されているカラーのほとんどを見ることができる。そのどれもがジャックの経験を元に考え抜かれたカラーだ。その中から好きな色7色を教えてほしいとジャック・スミスウイック氏にお願いした。

もちろんカタログに載っているカラー必要から生まれたカラーばかりでどれもがお気に入りのカラーだ。あれもこれもと次々とジャックはカラーをあげていったが今回は7色だけとお願いし、頭を悩ませながら選んでくれた7色がこれだ。


カラーNo.12S、このカラーの特徴はボディーに入った3本線の赤いラインなんだ。ルアーの動きをよりアピールするという効果があるんだ。

No.19Sのクロームとパープルのカラーパターンは透明度の高いエリアや活性の低いときに有効だよ。そういった状況下で何度もおいしい思いをしたカラーだね。

No.27は夜釣りや曇りの日、濁りが入ったときなど光量の低いとき有効で、ボディーに入っている斑点がルアーの動きをよりアピールするんだ。

No.36OBスミスウイックのクリアカラーは他のクリアと違って少しスモークがかっているだろ。他のクリアよりこのゴーストカラーの方が魚の反応が抜群にいいんだ。魚が迷いを起こすのかな。

No.56の金黒ストライプ、金黒カラーについてはもう語る必要はないだろう。さらにストライプを入れることでルアーの動きを大きく見せることができるんだ。

No.89トラウトカラーといえばいろんな魚に反応の良いカラーだよね。もちろんバスにも効くカラーで、透明度の高いエリアでよく使う色だよ。

ここにあげたカラーは僕が自身をもってお勧めするカラーだよ。本当は他にもお勧めしたいカラーはあったんだけど、7色って言われちゃったからね。日本は大きいバスが釣れていると聞くから、このログでビッグバスをぜひ日本のアングラー達に釣ってもらいたいな。

(ジャック・スミスウイック) 










ログといえばスポンサーシップに関わらず多数のプロが使用しており、ジャークベイトといえば必ず名前があがってくるルアーのひとつだ。

実際、ジャック・スミスウイック氏のもとにもプロ達からたくさんのオーダーが入っていた。

そこでプロ達からジャック・スミスウイック氏のもとにオーダーの多かったカラーを聞いたのがこれだ。

ここに挙げられた7色すべてがログの代名詞と言ってもいいほど有名なカラーばかりだ。

No.1のパールカラーは視認性が高いためアングラーから誘いをかける時に使いやすい。

特に濁りに強いNo.7タイガーとNo.69金黒についてはもう説明する必要はないでしょう。必ずこの2色はプロ達のボックスに入っているカラーだ。

No.9SNo.88はウイードエリアで特に有効なカラーで、No.88はジャークベイトの使い手として有名なジム・ビター氏のお気に入りだ。

No.35クラウンはクリアウォーターで特に強く、No.86は傷つき血を流している魚をイミテートしたカラーだ。




ミノーの釣りを得意とする氏の推奨カラーがこの7色だ。
ファイヤーテールは釣り人からバスに誘いをかける氏のこだわりが組み込まれたオリジナルだ。


ファイヤーテールなんだけど、ログの場合、動きの重心がボディー前方約1/3の所にあるためアクションさせるとテール部を大きく振るんだ。

赤いテールが動きを大きく見せるため、よりバスの興味を誘うことができるんだよ。また自分からルアーを認識しやすいという利点もあるよ。

カラーNo.11はにごりやマズメ時など光量の少ない時、僕が良く使うカラーだ。人の目には見づらいカラーだけど魚には強いカラーなんだよね。



No.33OBは僕の大好きなカラーで必ずタックルボックスに入れておくカラーだよ。
透明度の高いフィールドやプレッシャーの高いフィールドで有効なカラーだ。
他のカラーで反応がない時でもなぜかこの色にだけ反応が良いという時があるんだよね。

No.99はウィードエリアで定評のあるカラーで、ジム・ビターもウィードエリアでよくこのカラーを使ってたよ。

No.221は釣り人から確認しやすいカラーなので魚に誘いをかける時使いやすいカラーだよ。 

(ヒロ内藤)