Pockinのソルトウォーター釣行記 Vol.12:エビで鯛、釣っちゃった!「テ・キーラ」リグのご提案
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Vol.12:エビで鯛、釣っちゃった!
   「テ・キーラ」リグのご提案(テキサス・クランク)




みなさん、こんにちは〜! pockinです。

今、私の住む瀬戸内地方のフィールドでは、ちょっとしたブームが起こっている。
それはチヌ(黒鯛)をターゲットととしたルアーゲームだ。あの独特の引きごたえは釣り上げたものでないと語れない感触・・・。

さて、今回はそのチヌをこんなリグで釣ってみては?と言うご提案です。
そして、その仕掛けの末端に付けるエサは・・・
そう!このエビくんクランク、レーベル「Crawfish
これらを参考に、まだ未開拓の海チヌ方程式をみなさんの手で切り開いて見てはいかがでしょうか?


1. このリグで釣れる場所

私の住むエリアでクロダイと言うと、河口で良く目にする「キビレ」、夏に海の防波堤ギワで見かける「チヌ」だ。

これらの食性はなんでも食べちゃうハイパー雑食性で、季節によって又、住家によっても食い物が変わってくるつかみ所の無い奴らだ。

この彼らを追って「スニーカー履き」で瀬戸内エリアを釣り歩いて見る事に・・・。軽装なので危険な場所へは今回は立ち入らなかった・・・。

そうすると次ようなポイントでチヌ・キビレが釣れてきた。


釣れますエビ

クリックすると拡大します。

(1)潮が上がってくる河口
干潟・橋げた・沈船・港に流れ込むどぶのような川等

(2)防波堤の石積み
石積みで出来たブレイクエンド・海岸線潮止めのキワ・砂浜に一本突き出た石積みのキワ等

(3)ウイード群集(海水浴場近く)
砂浜近くの藻場・流れが良く当たる低い藻場等

(4)干潟付近
干潟近くのブレイク・干潟にちょっぴりあるゴロタ等

(5)桟橋
桟橋を繋いでる鎖・桟橋のキワ等
(6)沈み岩
防波堤先端の沖に沈む岩等

これらがその時、その期間(夏)実際にチヌ・キビレの釣れた場所です。

しかし、もう少しするとチヌ(キビレ除く)が越冬目的で深場へ移動すると聞いています。

はたして、こんな場所で年間通じて釣れるかどうか? は、データ不足のため現在不明です・・・が、「テ・キーラ」と「Crawfish」で実績があったと言うことは事実です。

これらを参考にして皆さんも「テ・キーラ」に挑戦してみては如何でしょうか?・・・


2. 「テ・キーラ」用クローフィシュのレシピ・・・
(1)用意するもの
変えフック:トレブル#12 ダブル#12
トレブル#12の目的:
追い食いや遊び食い時、口の中の深い部分にフッキングするより左右いずれかの唇付近にフックアップしている事が多く、その部分の硬い皮をシャープに貫く事を目的としている。
(キビレだってエビが好き写真参照)

ダブル#12の目的:
回り食いや押さえ食いのバイトパターンは、チヌが上部より獲物を噛み砕こうとして地面にクランクを押さえ込むようなバイトをたまにする。

この動作時、腹部フックが上下唇の中心部分にフックアップさせるための目的と進行方向にゲイブが無いので根がかりの削減を踏まえたものだ。
(こんなバイトが多い写真参照)

追加ウエイト:板鉛0.5g(ドレッジタイプのみ使用)
追加ウエイトの目的:
0.5gの鉛を貼るのはCrawfish 76タイプの浮力を抑える目的で使用しています。ドレッジ効果を増幅させる狙いがあります。

キビレだってエビが好き



こんなバイトが多い


(2)クローフィシュ簡単チューン法




まず後部フックはスプリットリングを本体に付けたまま取り替えます。

そして、腹部フックはスプリットリングごと取り外しダブルフックをアイに通して出来上がりです。

3. このリグのコンセプトと使い方

私のホームグラウンドの瀬戸内では遠浅地形が多く「遠くに投げる」が爆釣のキーワードになっている。

幼い頃から言い聞かされた、このキーワードがあったからこそメバキャロが考案出来たのかもしれない。

今回もそのメバキャロ同様このキーワードで海チヌに効果的なメゾットを考えてみた。

しかし、わからない事だらけ・・・頼りとなったのは、すでにチヌゲームを開拓してきた先駆者達の情報だった。

「ボトムノック論」ほぉ〜なるほど!
「ヘチフォーリング論」あっそうか!
「ウイードシーズナル論」そうゆう事か〜
勉強になりました。

その方々に感謝をしつつ思案と実釣が続いた!
そしてそれらを踏まえて浮かんできたのが、テキサス・クランク!
そう・・この「テ・キーラ」リグだ。

バス釣りをなさってる方ならなじみのある、この仕掛け、海で使えば「テ・キーラ」と親しみを込めて呼んで頂ければ光栄です・・・。

このリグのコンセプトは「ナチュラルバイブ&テールトップ」を目的としております。

「ナチュラルバイブ」とは?
ビュレットシンカーをクランクの前方に通す事で、このルアーの一番の特徴である横動きをあえて抑えています。この狙いはウイード根っ子やストラクチャーなどへの根がかりを最小限に抑える効果を期待しています。

又、このナチュラルバイブアクションは防波堤や桟橋付近で、警戒心の強いチヌを釣上げるのに効果がありました。

そして最後に「テールトップ」の狙いは・・・
チヌが喰い渋ったときルアーを鼻で「ツン!」と突く「鼻突き」行動にでます。この「鼻突き」時にバランスをくずしやすく、針掛かりしやすい姿勢がこのボトムで立つ事だったのです。

とにもかくにも、このテキサス・クランキング(テキーラリグ)は日本にドレッジタイプのディープクランクがまだ出回っていない何十年も前の時代、バスアングラー達が「冬のボトムをどう釣っていけば効率的か?」を考えに考え抜いた産物です。

今ではチヌゲームの先駆者達、古き時代のアングラー達に敬意を表して・・・このリグの可能性をもとめて色々なフィールドで試しています。

(1)ドレッジ&リトリーブメゾット

この仕様は0〜5m位の水深であればルアーを操作できます。ただし3mを超えると5gにシンカーをアップして使わないとボトムが取れない事が多いので注意して下さい。

この仕様の目的はボトムをドレッジさせる事です。アクションはストップ&ゴーを盛り込んだリトリーブが基本です。

(2)ウイード&キックバックメゾット

この仕様は0〜3m位の水深であればルアーを操作できます。あまり水深があるとフォール中糸がらみを起こしやすいのでこれ以上の水深はお勧めできません。

又、ウイードを切った後のキックバックは、チヌにかなり効果がありました。ロッドワークはリトリーブではなくリフト&ジャークが大半。

仲間内では更にその技術を進化させ、シンカーから数回の出し入れだけでチヌを釣る、ピンスポット攻略術などをあみ出し釣果をあげている。

(3)ドリフト&ディープメゾット

この仕様は0〜5mの水深であればルアーを操作できます。ロッドアクションはクランキングと言うよりワーミングって感じ・・・。

ボトムをピョンピョン跳ねるようにリフトさせるのが基本です。又、流れがある所はシンカーが固定になっているのでドリフトフォールで糸がらみの心配はありません。

固定によりクランクの動きが心配ですがビーズを間に通しておりますのでテキーラ独自のナチュラルバイブアクションを損ないません。



レーベル“クローフィッシュ”