Pockinのソルトウォーター釣行記 Vol.22:瀬戸内キジハタ攻略法「基本編」
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Vol.22:瀬戸内キジハタ攻略法「基本編」


みなさん、お久しぶりです。Pockinです。
ボクの通う瀬戸内ではキジハタを「幻の魚アコウ」と呼びます。
その由来は、なかなか釣り辛い魚だからです。

その瀬戸内の「幻」をショアから狙ってみようと思ったのは2006年の夏からでした。
2007年は年間(1シーズン)25cm以上をカウントして約30本。
2008年には同サイズをカウントして「1シーズンアコウ100本をスローガン」に挑戦し、100本以上を達成。
2009年には「1シーズンで瀬戸内50アップを取ろう」をスローガンに40cm以上が20本以上で50アップが2本。




そして、今年2010年のスローガンは「瀬戸内50アップを5本」。お陰様で、7月現在で50アップ3本。残すところ後2本です。でもアコウのシーズンはあとわずかしかありません。神の降臨が無い限り達成は危うい感じです「トホホ」。

さて、そんなボクが狙う瀬戸内アコウ、これら過去の実績は、やはり連続ボーズをくらうボクを見かね、沢山の情報を下さったエサ釣り師さんや各ショップのスタッフさん、そしてボクを常にサポートして下さる信頼できるサポーターの皆さんがいらっしゃったからなんです。

その中で出来た瀬戸内アコウの基本「キジハタ・ベーシック」を今回はお話したいと思います。


1.どんな場所を狙うか?「とりあえず1本の基本」



アコウの好む敷石1



アコウの好む敷石2



アコウの好む敷石3



アコウの好む敷石崩れ

とりあえず一本となると、「どんな場所を狙えば良いのだろうか?」と言う疑問がありますよネ。 ボクも最初はその疑問から始まりました。

一番手っ取り早いのは、目で見える防波堤などの敷石ギワを狙うことです。

その敷石選びには3つの条件があって
1つ目は比較的ツルツルした敷石を狙うのです。 これはカキガラやフジツボが少ないと言う事を表しています。 アコウは比較的ヌルヌルした肌をしています。 その肌を傷つける所はあまり好まないからだと推測します。

2つ目は敷石の崩れや穴の多い所を選ぶことです。 これは穴が多いほどアコウの密集度は高くなり、穴の大きさによってサイズが比例するのですヨ。 アコウの尾ビレは「ウチワ型」をしています。

ボクが師と仰ぐ「ヒロ内藤さん」の話しによると、その形の尾ビレを持つ魚は、主に障害物を隠れ家としているため、進化をし、小回りが効くようにそのような形になって行ったと聞きました。

だからその特徴を生かし、待ち伏せ型の狩をするのが特徴です。 その待ち伏せが出来るシャローの隠れ家が敷石なんです。

3つ目は敷石のエンドがドロではなく砂か岩であることです。 これはドロ質ボトムをアコウがあまり好まないからなんです。

また、砂や岩であれば流れも有り背の低い赤藻(テングサ等)が生息しやすい条件も重なるからなんですヨ。


さて、干満の差が4m近くある瀬戸内で「これら敷石をどう釣っていけば効率が良いのか?」が次の疑問になりますよネ。

それは潮によるプランニングを考える事なんです。


これを考えたお陰で2008年には1シーズン100本越えが出来たと言っても過言ではありません。
まず、このシャローの敷石にさして来る瀬戸内アコウの時期は5月上旬から11月上旬頃まで。

潮は上げ潮をメインに狙います。潮位が増すにつれて敷石の穴が水をかぶって行きます。その直後にその穴を次から次へと狙うようにします。

アコウの回遊目的は敷石に隠れる甲殻類です。ワームはそれをイメージして「YUMベビークローバグ」「YUMウーリーホッグテール」を使うと良いでしょう。

また敷石が全部浸かってしまったら敷石の斜面を狙います。 夜なら水深がわずか50cmでもアコウは姿を潜ませますので気を抜かずにがんばってみてください。

次に引き潮で潮位がない状況の場合は防波堤のキワを狙います。
防波堤には、それを固定する目的の基礎があり、それによって起伏やひびわれ等で出来たスリットや穴が存在します。

そこを防波堤と平行にルアーを通したり、それで引っかかる場所があればその場所を真上からダイレクトに狙って行くのがボク流の「まずは一本」の基本なんです。


2.基本のリグは?



YUMベビークローバグ



YUMウーリーホッグテール

この釣りの基本はやはりスナッグレス効果の良い「テキサスリグ」をメインに使用していきます。

敷石などの穴撃ちの場合はビーズを入れずに使用します。こうする事によってシンカーとルアーが離れにくく、シンカー着底時、後部に付くルアーを確実にボトムに送り込む事が出来るからなんです。

また、穴の中を釣りたければペグ止めを施しシンカーとルアーを固定すれば穴奥にストレス無く送り込む事が出来ます。

ビーズを入れる場合は敷石のエンドや沖のピンスポットを狙うのに使用しています。ビーズを入れる事で着底時シンカーとルアーの距離が微妙に開く事があります。その姿勢がバイト時の食い込みを良くするとボクは考えています。

また、ルアーを激しく動かすアクションで食ってこない「アフタースポーン」や「水温低下」「激流場で流れている時」等の低活性時は「置き」と呼ぶロングステイアクションが効果的です。その時、音のエッセンスでアコウに口を使わせるのにビーズが一役かっています。

この時、シンカーはブラス素材(テキーラ&カチカチシンカー)を使うと音を反響させる効果がありアコウも「ほんまえぇ〜んかな? こんなに釣れてっ!」て思うほどバンバンヒットする時もしばしば!

よろしければ、ぜひお試しをっ!。



3.アクションの基本は?

アクションとしては「スイミング」「リフト&フォール」「ボトムパンプ」「ずる引き」4種の基本があります。

これまでお話した場所でお話しすると「スイミング」や「リフト&フォール」は敷石の斜面などを釣って行くのによく使用します。 これは急流場でよく見られるのですが、流れが無くなって敷石の上にアコウが浮いています。それを「スイミング」や「リフト&フォール」で釣っていくと根がかりも減少し効率よくアコウを狙っていけるからなんです。




次に「ボトムパンプ」や「ずる引き」は、敷石の付け根やその付近を岸と平行にトレースして釣っていきます。 これは流れが有る時にボトムの障害物に身を潜めているアコウの鼻っ面にルアーを通し狙っていくんです。

これらが状況に応じての基本的なアクションになるのですがそれ以外にこれらをミックスして何通りかのアクションを作り上げて行くのもアコウテキサスのもう1つの醍醐味になります。

例えば敷石斜面の穴を撃っていく場合は「ボトムパンプ」や「ずる引き」でその穴を探し、穴にルアーが落ちてから「リフト&フォール」をさせます。

また、根がかりが多い場合は「ボトムパンプ」を主流とした組み立てにし穴に落としてから大きめの「リフト&フォール」って感じの組み立てをしていきます。 これらのアクションを自分流のパターンで積み上げて行くとアコウ釣りがもっと面白くなるとボクは感じています。

やっぱテキサスは奥が深いです!
ぜひみなさんもアコウテキサスでキジハタベーシックを楽しんでみてください。





タックルデータ
ロッド
スモーキー・ギブス7.8ft ヘビーアクション (プロト)
リール
シマノ・アンタレスDC7
ライン
バリバス・アバニキャスティングPE2.5号
リーダー
バリバス・VEPショックリーダー20lb
シンカー
オフト・テキーラシンカー&フロート5g〜15g
ルアー
YUMベビークローバグ、
YUMウーリーホッグテール